カンナのコラム『エクスペンダブルズ3(2014)』
『ランボー』『トランスポーター』『マッドマックス』『インディージョーンズ』『少林寺』『ターミネーター』、、、。
80年代、90年代を象徴する映画で主役を演じるアクションスターの彼らは、映画内で無骨な正義を貫いてきた。
どんな形であれ命を張って、自分の大切な存在を守るために。家族、恋人、友人、さらには人類の未来や希望まで。
守り抜いたものは数え切れない。
あえてここでは彼らの生き方に愛と尊敬を込めて”無骨な正義”と表現したい。
力任せとも言える彼らのやり方は現代の風潮にはそぐわないかもしれない。
だが、その正義に我々はどれだけ救われただろうか。血と汗にまみれるの後ろ姿を、目を輝かせながら観ていた記憶があるはずだ。
本作のパンフレットでは”学校では教えてくれないサムシング”という言葉を多用していた。
まさにその通りだ。
彼らの正義、生き方は、学校で教わるような型にハマったものではない。
だが確実に人生に必要な心構えだと思う。
年月が経っても、彼らの貫く正義は変わらず、年齢とともに重ねた経験からより強い信念を感じる。
壁にぶつかった(物理的にも)分だけ深みの増していく彼らから、私たち若者こそ”学校では教えてくれないサムシング”を教わろう。
私も心持ちだけは彼らと同じくらいワイルドでいるつもりだ。負けていられない。

